FOCUSING フォーカシング

人が感じていることには意味があり、
それを表現して耳を傾けることで
人生の次の一歩・ヒントが暗示される

フォーカシングは相互作用 
アタマと“からだ”の対話

私達は感情や情動に注意を向けているので
“からだ”の感じを捉えることが難しい

いつもの考え、感じを通り過ぎて
もっと深いところへ
そして問いかける

今の感じはどう?

フォーカシングとは

アメリカの哲学者であり心理学者ユージン・ジェンドリンが考案した心理学的なセラピーです。『まだ言葉やイメージになっていない、 自分の中のはっきりしない何かと付き合う過程』と言われる、主体的に自分自身の感覚と向き合う自分自身との対話です。

「胸がつかえるような感じがする…」 そして、「ああ…これか…」とわかると“胸のつかえ”が下りた”と感じたことはありませんか。
フォーカシングはまだ言葉になっていない「もやもや」した感じ、”こころの声”を聴く方法です。 そして、どなたでも身につけることが出来るセルフヘルプの方法です。
自分らしく生きたいと思っている方、自分が本当はどう感じているか知りたい、もやもやをはっきりさせたい方に特におすすめしております。

フォーカシングを中心としたワークショップでは、日常生活や人間関係で「理由はわからないが、苦手な人。」を何故そう感じているのか、 自分が本当にやりたいことは何かを知ることもできます。
慣れてしまえば、ちょっと空いた時間や歩きながらでもフォーカシングをすることもできます。 フォーカシングの技法を使ってこころの整理を上手にできる方法もご紹介しております。 私たちが日ごろ忘れがちな自分の感覚と対話するワークです。

フェルトセンス

◆言葉に先立った“なんとなくからだで感じられている感覚”
◆言葉で表現できないもの、言葉からこぼれ落ちているもの、言葉の裏にあるもの、そういったものに含まれている「意味の感覚」
◆はっきりとした感情ではないけれど何となく「からだ」に感じられていて、そこには意味が含まれているもの
◆私たちの思考、行動の背景にはフェルトセンスがあって、フェルトセンスと合っていないと違和感を覚える

クリアリングアスペース CAS

『間を置く』
フォーカシング簡便法のひとつの所作
気掛かりから間を置くと心にスペースが現れる

『一つ一つの気がかりや気分をちょっと自分から遠ざけて、 適切な場所に「置いて」おきます。まるで散らかった部屋を片付けるようなもので、 すっきりした「こころの空間」に入っていき、気がかりが解消してしまうこともあります。』(「Akira Ikemi 池見 陽」から一部引用 URLは下記)

参考: Akira Ikemi 池見 陽
Clearing a Space クリアリング・ア・スペース オンラインマニュアル

ジェンドリンのフォーカシング6ステップ 簡便法

ゆったりくつろいだ感じで呼吸を整えましょう。
1 問いかける 
 ◆今気がかりはあるかな… 懐かしい友人に会った時のように優しく問いかけます。
 ◆クリアリングアスペース(CAS)浮かんできた気掛りの相応しい場所はどこだろう。行きたい場所はどこだろう。そこに置いてみる。
2 フェルトセンス 上記のフェルトセンス参照
 ◆気になるナニカ(○○)の質感、様子、を眺めてみる。
3 ハンドル(見出し・手がかり)をみつける
 ◆ナニカにぴったりの○○(言葉など=ハンドル)を見つける。
4 ハンドル表現を響かせる(リゾネイト)
 ◆内側にゆっくり響かせる。
5 “○○”(フェルトセンス)に質問する
① この○○はあなたに何を伝えているのでしょうか?
② この○○は一体何でしょう?
③ その状況の何が「○○」みたいなのでしょう?
④ この「○○」は何を必要としているのでしょう?
⑤ この「○○」とかけて、その状況ととく、そのココロは?
⑥ 「○○」と一緒にいましょう。何か浮かんできますか?
6 受け止める

E・T・ジェンドリン動画

「なぜフォーカシングはうまく働くのか ― FISS 2010 ユージン・ジェンドリン&ナダ・ルー」

心の声を聴く フォーカシング体験ワーク

さぁ 旅の始まりです ワークのページへ
PDF フォーカシング体験ワーク
ワーク2 それから… ワークのページへ

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